2011年4月20日水曜日

BRUTUS「今日の糸井重里」を読んでの感想文


感想述べるほど、
まだ読み込んでなかったりします…
それに、もう本屋さんには
次のブルータスが並んでいるので
ちょいと旬じゃなくなっちゃいましたね。

今、自分と糸井さんをつなぐものって
「ほぼ日手帳」であり、
ほぼ日手帳を使うようになった、
ここ2~3年、気になってる人、です。

他に糸井さんというと、
「となりのトトロ」のお父さん(の声)。
「ガキの使いやあらへんで!!」の
芸能人釣り選手権に毎回でる人、そして
「おいしい生活」というコピーを書いた人。
という認識くらいしかありませんでした。

コピーライターで、テレビにも出て、
名前の知れ渡ってる人って、
そんなにいないと思うし、今でこそ
世の中いろんなクリエイターさんを
テレビとかで見かけますけど、
本来裏方的なクリエイターさんが、
表だったところに出るようになった
“はしり”の人だったのではないか?
と思います。

自分からすると、
「おいしい生活」というコピー自体、
リアルタイムからやや外れてて、
追い追い伝説的に話を聞いたものだし、
“コピーライター糸井重里”を
知らない人達からすれば、
テレビに出てるけど職業なんなんだろう?
というのが、
一般的な認識ではないでしょうか。

今回、ブルータスの中から、
真っ先に読もうと思ったのが、
谷山雅計さん(コピーライター…
谷山さんという方も存じ上げず。)との
広告についての対談のページ。
どうしても
“コピーライターの糸井さん”、
“広告の世界の糸井さん”
への興味が強かったので、
そのページに向かったのだと思います。

結果知り得たのは、今の糸井さんは、
コピーの人でも、広告の人でもない
ということ。
(ご本人がそうおっしゃている。)
でまた、
他のページ含め、読めば読むほど
この方の今のお仕事は何?
と、謎は深まるばかりなのでした。

巨人(野球)のキャンプを
訪問しているページに写っている、
原監督やコーチ、選手達と
肩を並べる糸井さんの姿は、
球団の人が下見に来ているみたい…。

まだ全部読んでないので、
まだまだこれから発見が多いと思い、
読むのが楽しみですが、
一つはっきりわかったのは、

今、糸井さんは「会社経営者」なんだなと。

従業員を雇い、
モノ(物や書物など)や情報といった商品を
開発・生産し、お客様に提供している、
一企業さんの、一社長さんなんですね。

そのうえでのモノゴトの考え方、そして
表現の仕方がとても興味深いし、
勉強になります。

糸井さんは、
ほぼ日手帳のユーザーさん達と
直接会って意見を聞くことで、
こうおっしゃています。

“生産は消費で完成する”

さらに(ユーザーに声を聞かないと)、
商品に目を向けてない人、
商品の文句言う人にばかり目が行き、
喜んで使ってくれている実際のお客様に
目が行き届かなくなってしまうのだと。
まったくその通りだと思います。

今、ツイッターでも、
糸井さんが毎日発している言葉を
注意深く読むようにしています。
ほぼ毎日更新される
「ほぼ日刊イトイ新聞」も、
(手帳購入時期だけじゃなしに)
この頃読むようにしています。

今注目の人、“経営者 糸井重里”。

自分もこんなふうに歳を重ねられたらな、と。

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